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学生の頃、夜の散歩で見た、
中央線や山手線沿いのオレンジ色の照明がついた小さな飲食店で、
大人たちが活き活きと食事をとっていたり、働いている風景に惹かれました。
異空間を見つけた気持ちで、その景色を何回も見に行きました。
昼間は忙しく働いて、夜はリラックスして好きな人たちと過ごす。
そんな人々の営みを映し出すような夜の風景を銅版画で表現するようになりました。
楽しそうに見えても、そうでなかったり、複雑だったり、個々の物語が集まった空間を
銅版画の光と闇で表現できるようになりたいと思っています。
2023.7. Iijima Mariko
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